04/02 中日新聞社説【行政監視怠るな・電力改革】
行政監視怠ることなく いかなる状況下でも、行政監視や国政の調査という国会の役割を果たすべきだ。新型コロナの感染拡大が続くが、国会は審議を続ける。この際、非常時にも耐えうる国会審議の在り方を検討したらどうだろう。感染症の流行時や育児に関わる議員でも、インターネットを使った会議システムを活用すれば、国会審議や採決への遠隔参加が可能になる。たとえ国会に参集できなくても、国民の代表として意思表示する機会が奪われてはならない。 電力改革はまだ途上だ 昨日スタートした発送電分離。発電と送配電を分離切り分けて、大手電力による独占の壁を取り払う。大手十社の「地域独占」状態を解消し、大規模集中から小規模分散に移行させる。しかし、発送電分離と言っても、送電網の所有権を大手から切り離す「所有権分離」には踏み込めなかった。これでは、「新電力」からの接続は理由をつけて大手に抑制させられる懸念が残る。送配電網の中立性が保証されるまで、電力改革は終われない。